2013年11月3日日曜日

WiLL 12月号の補足

 お蔭さまで、狛江に移転した太子堂鍼灸院は10月21日に開院し、順調に業務をこなしています。すでに2週間が過ぎました。

 先月26日に、WiLL12月号が発刊され、第24回のコバヤシ鍼灸院の記事が掲載されました。
 今回は便秘についてですが、便秘で命を落とす人もあったようで、甘くない症状です。
 下痢と便秘は対象的な症状ですが、東洋医術的には体を見る視点は同じ、というところが味噌です。
 どうしても具体的な対処のしかたに意識が偏りますが、原点をはっきり把握していないと、具体策も空回りする、つまり効く効かないという現象に振り回される、という見方です。
 排便のない日が3日までなら便秘と言わない、時間を決めて排便を試みる習慣をつける、冷たい水や牛乳などで排便を促す習慣を止める、下剤を使うのであれば植物系のものとし、少量から使用を始め、体に合う適量を自分で判断するなどが直接的な対処法ですが、食べ物、睡眠、労働量、労働時間など生活の中に原因があるのは当然です(sj)。